擁壁の安全対策

擁壁(ようへき)とは?

擁壁(ようへき)とは、高低差のある宅地や斜面地などで、土砂等が崩れるのを防ぐために設ける「土留め壁」のことを指します。
※下記の写真は擁壁の例

危険な兆候 その1

ひび割れ、ずれ、ふくらみ、傾きがある場合、擁壁そのものの強度不足が考えられるため危険な状態と言えます。

(傾いている擁壁の写真。青線が地面に対して垂直線、赤線が傾きを表す。倒壊の危険性がかなり高い)

危険な兆候 その2

擁壁からの排水が無いケースも危険といえます。水抜き穴から正常に排水が無い場合、擁壁に無理な負担が生じている可能性があります。

(排水不良で内部の鉄筋が腐食している可能性のある擁壁の写真。擁壁に無理な負担がかかり、倒壊の可能性あり)

危険な兆候 その3

現行法で認められていない工法で施工されている場合も注意が必要です。古いコンクリート塊や玉状の石を積んだ擁壁あるいは増積みした擁壁は、近年、崩落が増えており、特に注意が必要です。

(写真上部にあるように古いコンクリートが剥離し始めている。地震時や豪雨の際には崩落の可能性あり)

なぜ”擁壁”の危険度がわかるのか

擁壁は、”土砂等が崩れるのを防ぐために設ける土留め壁のこと”です。土留め壁には、土圧(どあつ)と呼ばれる膨大な力が加わります。そのため、構造設計という専門分野の技術と経験が必要になります。

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